Q. 青空自主保育ってなあに? A. 園舎をもたず、お弁当と着替えをリュックに入れて、山や川、海などに出かけて過ごす保育です。暑い日も寒い日も、雨の日だって、自然と触れ合い仲間と触れ合い遊びます。保護者が主体となって保育に携わります。 会によって色々な形態がありますが、「つくしとたね」について説明します。つくしとたねには保育者がいます。活動には、保育者だけではなく保護者も当番として入り、保育に携わります。他にも会の運営に必要な様々な役割を分担して、みんなで運営にかかわります。
Q. 保護者は何をするの? A. 子育て中の親同士、色々な人とのかかわりを通して、子どもだけでなく大人も仲間をつくることや育ち育ちあえる関係を作ることを大切にしているから、保護者もたくさん会の運営にかかわります。活動時に、つきそい当番として子どもの世界を見守ります。親子だけでは見られなかった子どもの姿が見られ「どの子も我が子」の思いで親同士つながる経験となります。また、活動に必要な係を皆で協力して分担します。例えば、保護者のつきそい当番を決める「当番係」、活動に使う畑の世話や作付けを考える「畑係」、外部に向けてSNS等で広報する「広報係」などがあります。
Q. 事情があって、当番ができなくても大丈夫? A. できる人ができる時にできる事を。人によって事情も様々です。なかなか同じ頻度で同じことを、というわけにはいきません。いつもメンバーで、どうやったらいいか話し合ってやっています。妊娠中や赤ちゃんのいるお母さんもいます。いつか出来る時に誰かに恩返し、そんな気持ちが巡ることって温かいなと思っています。
Q. お昼ごはんはどうしているの? A. よほどの悪天候でない限り、外でお弁当を食べます。子どもが小さいうちは、素材そのままの味を味わってほしいと考え、おにぎりと季節の野菜というシンプルなものにしています。また、季節を感じる食事、仲間との食事の楽しさを感じてほしいという想いもあります。自分たちで育てた野菜を食べたり、季節の行事にまつわる食事を楽しんだりもします。
Q. 薄着だと聞いたけれど、大丈夫かな? A. 寒いから一枚着よう、濡れるから水に入るときは靴を脱ぐ、など自分で調整出来ることを目指しています。冷暖房完備で寒さ暑さを感じることが難しい時代です。小さいうちに寒さ、暑さなどを体験して、体温調節のできる体をつくっていきたい。そんな思いから、薄着で、自分で脱ぎ着や調節のしやすい服にしています。
Q. 野外での活動ってケガが心配だけど大丈夫? A. ケガが当たり前とは思っていません。子どもは1歳半くらいになると、親から離れて泣いてばかりのスタートから、だんだんと色々なことに興味を持ち、触りたい、やってみたい、一緒に遊びたい・・・・と成長していきます。危ないから止めてしまうのではなく、ここまでは止めずに見守ろう、大きなケガにならないよう危ない箇所の確認をしておいてやらせてみよう、というラインをもって、子どもの成長に必要な経験を大切にしたいと考えています。
Q. 主にどの辺りで活動しているの? A. 逗子海岸、一色海岸、二子山山系、名越緑地周辺、大楠山など、逗子から葉山、芦名方面までの海・山・川さまざまな場所で活動しています。
Q. 車がない(免許がない)ので送迎ができるか心配だけど大丈夫? A. 主に自転車を利用される方もいます。また、配車を組むなど協力し合って送迎しますので、免許がなくても大丈夫です。